長波帯における異常波成分の伝搬
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概要
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長波帯の電波伝搬路は電磁波の波長が長いため地表波の減衰が少なく強力に遠方に伝搬し、電離層反射の空間波は少ないと考えられている。このため地表波は季節変化、日変化も少なく安定に伝搬するため現在はオメガ航法、ロランC航法等無線航法として広く使用されている。しかし夜間は電離層反射の空間波の影響があり、無線航法の測定精度を劣化させる原因になっている。長波帯の電磁波は地上高約90km付近の下部電離層で反射するものと考えられているがこの層の変動予測は困難とされている。これは地表波と空間波の正確な分離ができないためである。今回空間波の分離を試み通路変化を位相変化として測定した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
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