誘電体カバーを持つ方形パッチアンテナにおける縮退モードの複素数共振周波数

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概要

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円偏波平面パッチアンテナは小形化、軽量化および薄形化などの特徴を持つため、最近、衛星放送、衛星通信および無線LANなどの通信システムによく便われている。偏波面の直交した二つ縮退モードを発生させるように構成した円偏波パッチアンテナは中でも注目される。一層誘電体基板のパッチアンテナにおいては、共振周波数および入力インピーダンスはキャビティモデル法により容易に求められる。しかし、環境障害を防ぐためには、バッチ上に誘電体保護層を設ける必要があると考えられる。本報告では、スペクトル領域のモーメント法により、誘電体カバーを持つ方形パッチアンテナについて細退モードの複素数共振周波数の特性を示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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