超音波画像における拡張型心筋症の統計的特徴量による解析

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概要

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心臓超音波検査法による心臓機能の正常・異常の鑑別は、医師個人の主観や経験年数に依存しているため、その判断基準のあいまいさは否めない。したがって、コンピュータを用いた面像情報処理により、人間では得にくい定量的な情報を抽出・分析し、その結果を"第2の意見"として医師に示すことによって、診断結果のバラツキを減少させることのできる手法が望まれる。そこで、本研究では、コンピュータによる心臓超音波画像の特徴を抽出し、データ解析結果の情報を読影医に提供するシステムの開発を行う。その第1段階として、本論文では、拡張型心筋症を対象に、統計的特徴量を用いた正常・異常の診断支援システムを構築する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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