デジタルオーデイオに見る超流通社会
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概要
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超流通は、1983年に森によって提案されて以来、知的財産権を電子技術的に処理する基盤技術として、その実現可能性や実装技術に関する多くの研究が行なわれている。超流通の下では、現在発生しているような知的財産権に関連する流通上の問題の多くが消滅する。ところで、それらの問題が超流通によって解決されるということが、同時に、我々の日常生活にも大きな変化をもたらすということは、あまり認識されていないように思われる。我々の身の周りで最も普及しているデジタル情報といえば、CDに代表されるデジタルオーディオデータである。本稿では、このデジタルオーディオデータに焦点を当て、超流通が実現した社会がどのようなものになるのか解説する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
関連論文
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- デジタルオーデイオに見る超流通社会
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