多眼ステレオを用いたオクルージョンのない奥行き推定に向けての一検討

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概要

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コミュニケーション時の自己表現を支援するため、我々は自由なハンドリングのできる映像部品データベースの構築を進めている。これは完成映像を部品映像の集合として扱う概念に基づいている。データベースにはカメラワーク、形状、照明、奥行きなどの属性データも一緒に記録しておく。映像部品を多層構造上に配置し、属性データを有効に利用することにより、様々なシーンを表現及び記録することができる。奥行き情報を用いると、シーン記述の自動生成、物体の3次元モデル作成、ボリューム感のある映像合成などができる。映像製作のための奥行き情報の抽出においては物体の境界線を明確に抽出すること、すなはちオクルージョンへの対策が重要である。本稿では、以上の観点から、以上の観点から,他視点画像からの情報の非線型統合による奥行き推定に関して検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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