各種イオン条件下におけるParameciumの化学物質に対する繊毛反応
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概要
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1) The efects of various hormones, alkaloids and glucosids on the ciliary movement of Paramecium caudatum under three different ionic conditions (2 mM CaCl_2, 2mM KCl+0.1 mM CaCl_2 and 20mM KCl+0.1mM CaCl_2) were tested. The results were summarized in Table 1. 2) A remarkable ciliary reversal response occurred when 10^<-3>M eserine sulfate was added to (20mMKCl+0.1mMCaCl_2). The response could not be seen under the other ionic conditions. 3) Above-mentioned result together with the fact that the ciliary reversal response is highly concerned with the removal of Ca ions from the cell surface (Jahn, 1962; Naitoh, 1964; Naitoh and Yasumasu, 1964) suggested that eserine might act so as to reduce Ca ions from the cell surface of paramecium. However, the question whether the removal of Ca ions is due to the direct action of eserine itself or to indirect one is still unknown. 4) Some chemicals induced augmentation response (10^<-3>M pilocarpine, 10^<-3>M procaine and 10^<-2>-10^<-3>g/l digitoxin) and repetitive response (10^<-5>M adrenaline, 10^<-3>M noradrenaline, 10^<-5>M quinine and 10^<-3>M d-tubocurarine). These responses also seemed to be due to the action of these chemicals to change the ionic distribution on the cell surface of Paramecium.
- 社団法人日本動物学会の論文
- 1964-07-15
著者
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