HDD用トレリス符号化PRML信号処理LSIの開発
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概要
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チャネル符号にRate 8/10 Partitioned Matched Spectral Null符号を用いたPRML HDD用信号処理LSIを開発した。この符号は、従来のPR4MLに比べ約3dBまでS/Nが悪化しても同等のエラーレートが得られ、その分記録密度を高める事ができる。マルチチップモジュールを採用し、バイポーラチップとCMOSチップのそれぞれに最新のプロセスを用いた。PR4等化には、新回路形式のアナログ7ポール2ゼロ等リップルフィルタと、ディジタルの3タップFIR適応フィルタを用い、媒体の特性変化に対応した。クロックリカバリーPLLには、特性を信号周波数に自動調整するループフィルタを工夫した。バイポーラチップは28.6k素子で3.88×6.28mm^2、CMOSチップは41kゲートで2.27×5.37mm^2である。消費電力は各580mW、270mW@100MHzとモールドパッケージに収まる値に出来た。
- 1997-08-22
著者
-
内田 雅貴
ソニー
-
山下 雅史
ソニー株式会社
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小路 法男
ソニー株式会社
-
小松 禎浩
ソニー株式会社
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渡辺 慎一
ソニー株式会社
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源代 裕治
ソニー株式会社
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米沢 克行
ソニー株式会社
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仙波 公正
ソニー株式会社
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赤星 弘之
ソニー国分株式会社
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林 信裕
ソニー株式会社
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島野 嘉治
ソニー株式会社
-
内田 雅貴
ソニー株式会社
-
矢田 博昭
ソニー株式会社
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矢田 博昭
ソニー
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林 信裕
ソニー
-
島野 嘉治
ソニー
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