MRヘッド非線形歪がPRMLチャネルにおよぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
MR再生ヘッドの非線形歪が、PRMLチャネルを用いるディジタル磁気記録系のエラーに及ぼす影響を検証した。高感度MR再生ヘッドとPRMLチャネルの組み合わせは、高面密度記録に好適であるが、MRヘッド特有の非線形歪がチャネルのエラーレートを悪化させる。本稿では、まず、MR非線形歪の一評価量であるSHD(Second Harmonic Distortion)の性質と測定条件を理論的に明らかにする。次に、SHDで定量表現されたMR非線形歪がエラーレートに及ぼす影響を、シミューレーションおよび実験により検討した。その結果、非線形歪によるエラーレート劣化を防ぐためには、SHD-25dBが必要であることを明らかにした。
- 1993-08-20
著者
関連論文
- 1)16/18トレリス符号化EPR4信号処理方式(画像情報記録研究会)
- 16/18トレリス符号化EPR4信号処理方式
- 16/18トレリス符号化EPR4信号処理方式
- HDD用トレリス符号化PRML信号処理LSIの開発
- MRヘッド非線形歪みがPRMLチャンネルに及ぼす影響
- MRヘッド非線形歪がPRMLチャネルにおよぼす影響 : 記録機器の機構と制御関連 : 画像情報記録
- MRヘッド非線形歪がPRMLチャネルにおよぼす影響
- ディスクリートトラックを用いた外部クロック形PRMLチャネルの評価
- ディジタル信号処理によるPRML用ビット同期回路