A/Dコンバータのアパーチャジッタ測定の新手法の提案
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概要
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ADCのアパーチャジッタ(以下Apj)の測定で、従来用いられている手法(参考文献[1])は、いくつかの原理的問題を含んでいる。図1に測定系を示す。従来は入力周波数fiとクロック周波数fcに、PLLをかけて厳密に同じ値を設定していた。そして、ADCの出力コードのばらつきの標準偏差を時間に換算しApjを求めていた。この手法の問題点は、APjが出力コード分布で測れるぼど大きいことが、ほとんどないことである。そのため測定結果が、fiとfcの微妙な位相関係により大きく異なるし、ADCの高周波での微分直線性(DCでのそれに比べて相当悪化している)にも依存することになる。
- 1995-09-05
著者
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