ADCを例にした入力容量測定のS11パラメータ法の提案
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概要
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ADCのアナログ信号入力端子の入力容量は、主要な高周波特性のひとつであるが、標準的な測定手順が確立されていない。我々は、アナログ入力端子に、適切な等価回路を仮定することにより、ネットワークアナライザを用いたS11パラメータの測定値が、広い周波数範囲に渡って、集中定数近似出来る事を見出した。この手法は、i)入力容量の周波数依存性がグラフで見える事、ii)寄生インダクタンスも同時に測定出来る事、などの特長がある。再現性が良いので、標準手法となり得ると考えている。我々の測定実績はADCに限られているが、手法としては、広くICの入力及び出力の端子容量測定に適用出来る。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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