データフロー図による状態遷移図と呼処理プログラムの一体化
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概要
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交換プログラムにおいてはプログラムとプログラムの仕様記述である状態遷移図は別個に作成されている. このことがシステムの理解・管理の面で困難を来しており, かねてより状態遷移図と呼処理プログラムの一体化が要望されていた. データフロー図による交換呼処理プログラムの記述法としてDDL(Data Driven Logic) [1], [2]と称する設計法が実用化されている. 筆者らは, 2次元の状態遷移図が同じく2次元のDDL図と共通している点に着目し, 状態遷移図における状態表示をDDLにおけるプログラム部品として扱うことにより状態遷移図をプログラムの最上位階層記述として一体化する方法[3], [4]を考案した. この方法により, ドキュメントの一本化, 理解性の向上が得られ, 上記の困難性が解消される.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-25
著者
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