可換線形表現系の構造と2次元図形の効率的符号化
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概要
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既に次のような図形実現問題が提起されている. 「任意の図形 (2次元配列) を実現 (忠実に記述) する (数学的) モデルを見出し, もしそれらが二つ以上あればそれらは同形であることを示せ」そしてその解である図形実現定理「任意の図形を実現する正準可換線形表現系が必ず存在し, それは同形を除いて一意である」が得られている. また計算機等で具体的に扱うことができる有限次元正準可換線形表現系の究明が行われている. 更に与えられた有限図形を求めるアルゴリズムが得られている. 本論文ではそれらの成果に基づいて可換線形表現系の構造問題とその解から得られる図形の効率的符号化(通信路符号化)を論じる. この構造問題は線形系のシステム理論における構造問題の可換線形表現系への拡張になっている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-25
著者
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