3次元図形の実現理論
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概要
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本論文では(ディジタル)3次元図形の記述問題を取り扱う. 3次元図形(3次元配列)を実現(忠実に記述)する数学的モデルとして3-可換線形表現系を提案し, そこで次の3次元図形実現定理を得る. 「任意の3次元図形を実現する正準3-可換線形表現系が少なくとも二つ存在し, 同一の図形を実現する二つの正準3-可換線形表現系は互いに同型である.」 この定理は3-可換線形表現系による記述が3次元図形を取り扱うのに適していることを表している. 更に, 3-可換線形表現系の例と今後の展開の可能性を示す. 計算機の発達と共に, 計算機による図形の取扱いが重要になりつつある. ここで扱う3次元図形実現理論は, 計算機による3次元図形の符号化理論の基礎になると考えられる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-25
著者
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