Si-CH_3結合を含む低誘電率層間絶縁膜の形成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
テトラメチルシランと酸素ラジカルとによる絶縁膜を堆積し, この絶縁膜は耐熱性500℃, 比誘電率2.7を示すことを明らかにした. この絶縁膜はSi-O-Siの結合をネットワークとし, ネットワークを構成するSi原子の残りの結合手をCH_3基が修飾している構造をしている. ネットワークのSi-O-Siが優れた耐熱性を示し, ネットワークを構成するSiにCH_3基が修飾したSi-CH_3構造が低誘電率を生み出していると考えている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-24
著者
関連論文
- タングステンの化学的気相成長法
- 6ふっ化タングステンとシランの混合ガスを用いたタングステン選択成長機構の考察とULSIへの応用
- AFMによるラジカル酸化膜/Si界面平坦化効果の検討
- テトラメチルシラン/酸素ラジカルの系の気相重合反応とSiO_x堆積形状
- Si-CH_3結合を含む低誘電率層間絶縁膜の形成