高速・低消費電力性能を実現する0.35μmシャローSIMOX/CMOS技術
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概要
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低消費電力で高速性能を実現する0.35μm極薄膜CMOS/SIMOX(シャローSIMOX)プロセス技術について述べる。完全空乏化モードで動作するCMOSデバイスを、50nm厚のSOI層内に形成した。低電圧動作の為に、低しきい値電圧(〜0.25V)CMOSトランジスタが、サリサイド・デュアルゲートプロセスにて開発された。ショートチャネル効果は独自のチャネルードレインプロファイルの最適化により抑制された。無負荷のCMOSインバータ(F.O.=1)で評価したゲート伝搬遅延時間は、電源電圧1.5Vで65psec/段を示し、また、消費電力はバルクデバイスでの値と比較すると、1/5の低消費電力化が図られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-14
著者
-
鍵沢 篤
シャープ(株)IC事業本部 プロセス開発センター ロジックプロセス開発室
-
Adan A.
シャープ(株)ic天理事業本部超lsi開発研究所
-
Adan A
シャープ 超lsi開研
-
仲 敏男
シャープ(株)IC天理事業本部超LSI開発研究所
-
金子 誠二
シャープ(株)IC天理事業本部超LSI開発研究所
-
仲 敏男
シャープ(株)ic天理開発本部 超lsi開発研究所
-
仲 敏男
シャープ(株)IC天理事業本部 超LSI開発研究所
-
金子 誠二
シャープ(株)IC天理事業本部 超LSI開発研究所
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