テスト項目抽出に関する考察 : 仕様記述モデルに基づく原因・結果グラフ作成方法
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概要
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ソフトウェアの信頼性をテストによって確保するには網羅的なテストケースを作成する必要がある.しかし,そのようなテスト設計は困難であるため,テスト項目抽出の自動化が重要になる.本稿では,プログラムの外部仕様の内容を分析し解釈するための枠組となる仕様記述モデルを提案する.このモデルを用いることにより,自然言語で書かれたプログラムの外部仕様からテスト項目抽出に用いられる原因・結果グラフの作成が可能であることを例を用いて説明する.この原因・結果グラフ作成手法は自動化に適しているので,テスト設計の労力削減に有益である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-19
著者
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小笠原 秀人
株式会社東芝研究開発センター S&s研究所
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酒井 良哲
株式会社東芝研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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小笠原 秀人
株式会社東芝
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松本 一教
株式会社東芝研究開発センター, システム・ソフトウェア生産技術研究所
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松本 一教
株式会社東芝研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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