CASEツールによるデザインパターン適用支援
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概要
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本稿では, オブジェクト指向手法を支援するCASEツール上で, デザインパターンの適用を支援する方法を提案する. 最初に, デザインパターン適用支援としてCASEツールに望まれる機能を検討し, それらの支援機能をCASEツール上で実現するためのアーキテクチャを提案する. このアーキテクチャでは, 各デザインパターンをどのような形式で扱うかがキーとなる. そこで, 既存のデザインパターン[1]を分析してデザインパターンの共通構造を構築し, この共通構造を基にデザインパターン記述形式を定義する. 最後に, 現在開発中のCASEツール上に実装予定の支援機能とその実現方法を具体的に説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-11
著者
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松本 一教
株式会社東芝研究開発センター, システム・ソフトウェア生産技術研究所
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松本 一教
株式会社東芝研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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山本 純一
株式会社東芝研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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