周波数変化音追跡神経回路モデル
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概要
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周波数変化音を追跡する過程はピッチ周波数の時間変化に関する2次系の伝達関数により近似的に表すことができる。しかし、聴覚神経系においてピッチに相当する変量が、単一の神経細胞あるいは細胞群の発火頻度により表現されているとは考えにくい。ここでは、ピッチという変量を用いずに、各周波数チャネルが特徴周波数の順に並んだトノトピックな神経マトリックス上で、入力神経層の発火の時間的変化から対向トノトピック結合により周波数変化音を追跡する神経回路モデルを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-10-20
著者
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