周波数変化音追跡モデルに基づくスペクトル予測法
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概要
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スペクトル包絡の時間変化を追跡・予測することにより、音声に重畳した雑音を分離し音声信号を抽出する手法を提案する。積分スペクトル逆関数をもちいてスペクトルを周波数列に変換し、その周波数に対して周波数変化音追跡モデルをあてはめて追跡・予測を行い、再度周波数列をスペクトルヘ変換する。また、実際にこの手法を用いて過去の変化軌跡に基づいて構成された予測スペクトルの振幅と実測スペクトルの振幅を比較し抽出信号を決定するという方略で、音韻修復を工学的に実現した例を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-16
著者
-
相川 清明
NTTヒューマンインタフェース研究所
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相川 清明
Ntt ヒューマンインタフェース研究所
-
相川 清明
(株)atr人間情報通信研究所
-
増田 郁代
ATR人間情報通信研究所
-
増田 郁代
ATR 人間情報通信研究所
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