光衛星通信の現状と展望
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新しい世紀の始まりを迎え、地上の通信システムには情報化の要求にこたえるため常時接続が常識化しつつあり、高速大容量化が進んでいる。これに対して、宇宙ステーションの運用管制を代表とする宇宙における通信インフラストラクチャは、未だに1980年代の技術に留まっている。本発表では、最初に、マイクロ波を用いた衛星間通信技術の現状と宇宙ステーションにおける通信サポートの現状・問題点について概観した後、将来の高速大容量化を目指した光衛星通信の技術開発・実証実験計画の動向と、今後の実用化の展望について考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-12-15
著者
-
荒木 賢一
郵政省通信総合研究所
-
荒木 賢一
通信総研
-
荒木 賢一
通信総合研究所
-
有本 好徳
独立行政法人情報通信研究機構
-
有本 好徳
宇宙開発事業団 宇宙環境利用研究センター
-
有本 好徳
宇宙開発事業団
関連論文
- ETS-VI/LCE光通信データ受信・復調実験
- 衛星間光通信装置を用いた衛星姿勢変動の軌道上測定
- ETS-VI/LCE高速テレメトリデータの光回線による取得
- ETS-VI光通信実験でのダウンリンク光通信結果
- ETS-VI/LCE光送信器の指向特性の測定
- ETS-VI/LCEを用いた波長0.5μmの地球背景光の太陽天頂角依存性
- ETS-VIへの狭ビームレーザー伝送
- ETS-VI/LCEを用いた光通信デモンストレーションシステムの開発
- ETS-VI/LCEを用いた波長0.5μmの背景光の測定
- B-2-31 地上-衛星間光回線における大気中空間光伝搬特性
- 2つの四象限光検出素子を用いたレーザ追尾光学系
- 技術試験衛星ETS-VIへのレーザー伝送
- ETS-VI搭載光通信基礎実験装置の性能評価(その1)
- ETS-VIを用いた光通信実験
- ETS-VIを用いた双方向レーザ伝送実験
- 光学的インバースフィルタへのフォトリフラクティブ4波混合の適用
- フォトリフラクティブ効果による画像補正の検討
- フォトリフラクティブ効果を用いた光学的デコンボリューション
- 宇宙光通信の動向
- 高精度光学追尾のための偏光制御
- ETS-VI搭載用光通信基礎実験装置の開発
- 船舶における空間光通信の可能性(レーダとその応用及び一般)
- 10Gbps DPSK/遅延検波方式光受信機
- 宇宙光通信技術
- 技術試験衛星VI型による通信実験
- 高速赤外空間通信技術の研究
- Ge:Ga遠赤外検出器の中速応答
- 静止衛生への狭ビ-ムレ-ザ-伝送
- 定点滞空試験機による成層圏プラットフォーム通信・放送システム実証実験 : 光通信実験(測位・航法及び一般)
- コヒーレントレーダ方式の相関処理方法(レーダとその応用及び一般)
- 宇宙光通信技術
- 静止衛星への狭ビームレーザー伝送実験
- 気象衛星GMS-4への狭ビームレーザ伝送実験
- 宇宙光通信
- 光通信実験地上施設送受信系 (技術試験衛星6型(ETS-6)搭載機器及び地上施設) -- (地上施設の開発)
- 能動光学を用いた超高速光衛星通信システム
- 衛星間小型光通信装置の開発
- 干渉型レーダ : レーダへの干渉計技術の応用
- ETS・VI地上-衛星間光通信実験におけるダウンリンク信号解析
- 光衛星通信の現状と展望
- 光通信実験の概要 (技術試験衛星6型(ETS-6)通信実験特集)
- 衛星間光通信用振動アイソレータの設計・評価
- 光通信用超高感度追尾センサ
- 小型衛星間光通信捕捉追尾装置の開発
- フィードバック構成による計算機ホログラムの最適化合成
- 光通信実験地上施設の概要 (技術試験衛星6型(ETS-6)搭載機器及び地上施設) -- (地上施設の開発)
- 宇宙光通信に用いる高精度レーザビーム方向制御技術 - II
- 宇宙光通信に用いる高精度レーザービーム方向制御技術-I
- 5)宇宙光通信実験計画と地上装置を用いた予備実験(無線・光伝送研究会)
- 宇宙レ-ザ-通信における光ビ-ム追尾・指向の安定性
- 宇宙ステーションJEM曝露部における光通信実験
- きぼう船外実験プラットフォーム 初期利用ミッション(2): 光通信実験装置
- W25-(7)-2 宇宙通信の現状と将来(宇宙実験の現状と将来)(宇宙工学部門企画)
- 衛星間光通信の開発動向
- スペースデブリの光学観測
- 平面近傍界測定による太陽炉鏡面精度の測定 (アンテナの近傍界測定システムの開発とその応用)
- 宇宙ステーションにおける光通信実験の検討