相関性雑音や干渉を含むマルチパスに対するレイク合成法
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概要
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SS無線通信システムが運用される2.4GHzISMバンドでの電子レンジによる干渉のように、マルチパスに加わる相関性雑音や干渉がレイク合成に与える影響について検討し、対策として、対数尤度比(Log-Likelihood Ratio, LLR)を利用したレイク合成法を提案する。また、レイリーフェージングを仮定した計算機シミュレーションの結果などから、従来方式に対する効果について考察する。マルチパスに相関性雑音や干渉が含まれている場合、従来の最大比レイク合成では劣化が生じるのに対して、提案するレイク合成では劣化が殆どないことを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-20
著者
-
須貝 和義
クラリオン
-
新妻 照夫
クラリオン株式会社技術研究所
-
丁 数学
会津大学コンピュータ理工学部
-
新妻 照夫
クラリオン株式会社技術開発本部要素技術開発部
-
丁 数学
クラリオン株式会社要素技術開発部研究グループ
-
須貝 和義
クラリオン株式会社技術開発本部要素技術開発部
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