SELENE(月探査周回衛星)衛星システムについて
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概要
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月探査周回衛星SELENEの主な目的は月の起源と進化を解明するためのデータを取得することや、将来の月探査に必要な軟着陸技術を開発することである。SELENEは母船としての月周回衛星とリレー衛星から構成され、月周回衛星はミッションモジュール推進モジュールから構成される。月周回衛星はミッションモジュールに搭載されたミッション機器により約1年間、月面高度100kmの極軌道にて観測を行い、観測終了後、推進モジュールをミッションモジュールから切り離し、推進モジュールは月面軟着陸実験を行う。リレー衛星は軟着陸した推進モジュールと共に月重力場の計測に用いられる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-09-18
著者
-
佐々木 進
宇宙科学研究所
-
中川 栄治
宇宙開発事業団技術研究本部先端ミッション研究センター月利用推進研究室
-
太田 和夫
宇宙開発事業団
-
太田 和夫
宇宙開発事業団技術研究本部先端ミッション研究センター月利用推進研究室
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