MUSES-B航法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
宇宙科学研究所では、1996年にスペースVLBI(Very Long Baseline Interferometry)を目的とした衛星MUSES-Bを打ち上げる予定である。スペースVLBIとは、局の一つを衛星とした基線の非常に長い電波干渉計であり、衛星は高度20000km*1000kmの軌道に投入される。このミッションには非常に高い軌道決定精度が要求されており、従来のSバンドのRang&Dopplerの他に別の局でKuバンドのDopplerが取得でき、2局同時Doppler計測の有効性が期待される。本論文では、軌道決定アルゴリズムの概要およびシュミレーション結果を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-30
著者
関連論文
- NICTにおける宇宙飛翔体位置決定を目的とするVLBI実験結果(衛星応用技術及び一般)
- イオンエンジンで航行する探査機の軌道決定 : 「はやぶさ」 : 打ち上げから2004年までの結果
- BK-1-3 深宇宙探査機の軌道決定(BK-1. 月・惑星探査などの観測・通信システム, 通信1)
- 小惑星探査機「はやぶさ」の軌道決定--2004年までの結果
- 軌道決定ソフトウェアISSOPによる相対VLBIデータを用いた軌道決定
- これまでのミッションの軌道決定及び今後の展望
- 軌道決定の将来計画--海外局や相対VLBIの可能性
- 「のぞみ」の軌道決定--打ち上げからの履歴
- F22-(6) 深宇宙探査機の軌道決定
- 宇宙研における天文衛星・惑星探査機の軌道決定の現状と将来 (第2回宇宙科学シンポジウム)
- 臼田64mφアンテナ新運用システム
- 火星探査機'のぞみ'のスピンによるドップラー周波数短周期変動の解析
- ΔVLBI航法について
- GPSを用いた人工衛星の自律航法
- MUSES-B航法について
- 新規海外深宇宙局を考慮した軌道決定について
- 科学衛星の軌道決定について
- 科学衛星「はるか」の位相基準信号伝送システム : 臼田地上局システムを中心にして
- 臼田宇宙空間観測所水素メーザ標準周波数時刻システム
- GaN HPAを用いた宇宙通信用S帯500W級小型電力合成ユニット(宇宙科学ミッション・衛星技術,及び一般)
- SP9 リレー衛星をもちいた月裏側重力場の観測(特別セッション「HIIロケットによる月探査」)