皮膚電気活動の交流通電法における測定条件の検討
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概要
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皮膚電気活動(EDA: Electrodermal Activity)の測定には,交流通電法よりも直流通電法がよく用いられてきた。しかし,交流通電法は,生体への通電作用が少なく長時間安定に測定ができ,しかも,皮膚の電気モデルの厳密な解析に適するなど多くの利点がある。本研究の目的は,交流通電法の柔軟性を示しEDA利用者にとって交流通電法をなじみあるものとすることである。交流通電法により,測定されたインピーダンスデータを種々の電気パラメータに変換できる方法を述べ,実際の応用に関して交流通電法がモデル解析と同様に有用となるための測定回路の最適条件について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-22
著者
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