ファイバ増幅率制御を用いた光ファイバ増幅器の多波長一括増幅特性平坦化
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概要
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ファイバ増幅率を制御することによる、Er添加光フィイバ増幅器(EDFA)の利得波長特性制御方法を新たに提案し、WDM中継用EDFAを試作した。このEDFAにおいて、中継器出力は光減衰器を用いて調整する。従ってゲインチルトに無関係に中継器出力を制御できる。この制御方法をループ実験系に適用し、1.55μm帯4チャンネル光伝送を試みた。各波長間隔は3nmに設定した。その結果、60段中継後における(全Net gain:450dB,2000km相当)各チャンネル間伝送レベル差は1.5dB以下であり、本制御方法の有効性が確認された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-18
著者
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小野 隆志
NEC光エレクトロニクス研究所
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小野 隆志
日本電気光エレクトロニクス研究所
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中林 幸信
日本電気株式会社光エレクトロニクス研究所
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逸見 直也
Nec 光エレクトロニクス研究所
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中林 幸信
日本電気光エレクトロニクス研究所
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逸見 直也
日本電気光エレクトロニクス研究所
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