平坦道路の歩道吸音対策効果について : 第2報
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概要
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平坦道路の交通騒音対策として、車道部の透水性舗装が現実的な対策として注目され、施工実績が増加してきているが、車道は目詰まり等による対策効果の低下等の課題があるため、車道ほど使用条件が厳しくない歩道面を吸音対策した場合について、スピーカを音源として試験を行ったところ低減効果が得られたことはすでに報告した。今回はその第2報として実際の道路に試験施工を行った結果の報告である。試験の結果、歩道面吸音による対策効果は、地上高1.2mで2〜3[dB]、3.5mで1[dB]程度得られ、歩道部の吸音対策が道路交通騒音対策として有効であることを実証した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-30
著者
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古賀 正輔
日本ガイシ株式会社建材技術部
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竹田 和信
名古屋高速道路公社
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高島 武
大日本コンサルタント
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高島 武
大日本コンサルタント(株)
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古賀 正輔
日本碍子
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古賀 正輔
日本ガイシ株式会社
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沖森 克文
名古屋高速道路公社
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古賀 正輔
日本ガイシ(株)
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