道路橋から発生する低周波音の実態と子測方法
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概要
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全国の道路橋80箇所周辺における低周波音の実測データから,その実態を把握するとともに, 低周波音の予測方法の検討を行った。まず, 低周波音の評価指標をL_<G5>およびL_<50>とし, 実測データと従来の研究で示された心理的・生理的影響の評価基準値とを比較した。その結果, 最近の設計仕様に基づいて建設された道路橋から発生する低周波音圧レベルの人体に対する影響はほとんどないことが確認された。次に, 実測データに基づき, 低周波音の周波数特性, 距離減衰特性, 交通条件などの影響要因との関係を分析した。最後に, それらの結果を用い, 大型車交通量と道路中心からの距離により簡便に低周波音圧レベルを予測する計算式を提案した。
- 1999-05-21
著者
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石渡 俊吾
(株)オリエンタルコンサルタンツ
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竹田 和信
名古屋高速道路公社
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村井 逸朗
名古屋高速道路公社
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大西 博文
建設省 土木研究所
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上坂 克巳
建設省 土木研究所
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那須 猛士
(株)オリエンタルコンサルタンツ
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