環境騒音評価に整合した展開型分布表示の実用的な打ち切り法
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概要
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音環境において, 考察対象の変動分布はさまざまな要因により理想的なガウス分布から外れ, 複雑な分布形態を示すことが多くある. この非ガウス変動を記述するために種々の確率分布表現が色々な観点から提案されている. その中で, 公知の基準分布 (例えば, ガウス分布, ガンマ分布, ポアソン分布など) を重みとする直交展開型の分布表示もしばしば採用される. 本報告では, AICに基づく前報告に引き続き, 展開型分布表現の展開項数の打ち切り法を特に実用的な観点から提案する. 具体的には, 実測分布と理論分布間に工学的な観点から許容誤差範囲を設定し, それを満足するような最小の展開項数を見出すのである. 最後に, 本手法を実測の道路交通騒音データに適用し, その有効性の一端を実験的にも検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-29
著者
-
中迫 昇
近畿大・生物理工
-
中迫 昇
近畿大生物理工
-
太田 光雄
近畿大・工
-
太田 光雄
Faculty Of Eng. Kinki Univ.
-
太田 光雄
近畿大 工
-
Ohta M
Kinki Univ. Higashi‐hiroshima Jpn
-
中谷 匡登
近畿大生物理工
-
中谷 匡登
近畿大・生物理工
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