信号成分のブラインド分離における確率分布と成分外雑音の影響
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概要
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混合された統計的に独立な複数の信号のブラインド分離にたいし、前報告において、情報理論と回転変換にもとづく新しい方法を提案し、それを用いて2信号、並びに3信号の分離を効果的に行ない得ることしめした。原信号がすべてGauss分布に近い分布をもつ場合には分離が難しくなるが、これは分離の精度は確率分布に依存することを意味する。これらの特性を調べるために、本論文では乱数の確率分布を種々変化させて2信号分離のシミュレーションを行なう。また余分の信号の混合などの成分外雑音は、2信号の分離特性に影響を及ぼすが、このような成分外雑音の影響を、簡単なモデルをもちいてシミュレーションによりしらべる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-21
著者
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