反復関数系(IFS)によるフラクタル曲面補間法
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概要
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フラクタルモデルは自然景観を記述するのに便利であるが、多くの場合、確率的なモデルが採用され再現性のある結果が得られない欠点がある。例えば、おおよその形状がわかっており、特定点を通過する複雑曲面を構成する場合、再現性が重要であるが確率的な方法ではこの問題に対処できない。フラクショナル・ブラウン面の中点変位法による方法が提案されているが理論的に曖昧な点を抱えている。本報告ではこれに対してIFS(反復関数系)をベースとした固定点を通過する決定論的な、あるいは半決定論的なフラクタル曲面の構成法、について検討し実験結果とともにこれを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-17
著者
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