日常動作のモニタリングによる行為履歴の記録

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概要

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日常生活空間において人間が取得する情報の一部をコンピュータに蓄積させることを考えた場合、その検索コストやハードウェアのリソースという点から、記録すべき情報はシステムによって選択的に蓄積されねばならない。したがって、コンピュータによる記録支援といった映像情報の再利用を目的とすると、時空間的なセグメンテーションによる映像よりも、ユーザの動作や状況を示す映像を積極的に取得することが求められる。特に動作は人間の意識に伴なって行われるためその履歴情報は利用価値が高いと考えられる。そこで本稿では、ユーザの日常動作を観測しその内容を理解した上で行為履歴映像を記録するにあたり、物の紛失を防ぐことを目的とした「物を置く・拾う」動作の自動抽出、及びその記録手法について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-01-21

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