北海道統合通信網における衛星回線品質劣化時対応の画像伝送方式の検討
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概要
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北海道のような降雪地域では, VSATのような小規模な地球局を用いる場合, 降雪による直接的な信号減衰のみならずアンテナへの着雪・着氷等の影響で衛星回線の品質が劣化し, エラー発生率が高い状態が続く場合がある. 筆者らは, このような状況下におけるディジタル衛星回線による画像伝送方式の検討を続けており, 静止画像の高能率符号化アルゴリズムであるJPEGに基づくデータ欠損に対応した画像圧縮方式を提案してきた. 本報告では, この画像圧縮方式の特性を活かすようなARQ方式を新たに取り入れた衛星経由の画像伝送実験の結果について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-24
著者
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三橋 龍一
北海道工業大学
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青木 由直
北海道大学大学院工学研究科
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初田 健
北海道工業大学・工学部
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川村 浩
北海道工業大学応用電子工学科
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相馬 聡
北海道工業大学応用電子工学科
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青木 由直
北海道大学 工学部
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青木 由直
北海道大学
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