北海道統合通信網における静止画像伝送方式の検討およびVSAT衛星通信実験

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概要

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ディジタル通信回線で画像伝送を行う場合、ディジタル化した画像の情報量は膨大となるため、画像圧縮処理を行うのが一般的である。北海道統合通信網では、衛星通信を積極的に導入し、パケット通信方式で高効率化・経済化を目指している。しかし、北海道のような降雪の多い地方では、降雨の他にアンテナへの着雪等の影響によっても受信される電波の減衰が大きくなり、伝送誤り率が大きくなる場合がある。そこで、圧縮した画像データの欠損が復元画像に与える影響を調べると共に、データ欠損に強いホログラムの性質を応用した画像処理を提案し、実際にVSAT地球局による伝送実験を行った。また、非応答方式のパケット通信により伝搬遅延に対処している。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-07-18

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