対称性を利用した画像のセグメンテーション
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概要
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画像認識の際の基本的処理の一つであるセグメンテーション(領域分割)に関して、MRFモデルに基づく手法を改良し、処理対象が画像上で対称性を持つ場合に、その対称性を利用する手法を考案し、実験を行った。通常のMRFモデルでは近傍画素として注目画素の8近傍ないし4近傍が選ばれるが、本手法では注目画素に対して対称な位置にある画素およびその8近傍も近傍画素に含めることで、対称な位置にある画素同士が同じラベルを持ちやすいという制約を導入することにより、処理対象の対称性を考慮したセグメンテーションを行う。人工的に生成した左右対称な画像と、車両後部の実画像に対して実験を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-07
著者
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