側方設置カメラによる交通計測 : 領域形状に基づく重なり車両の分離
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概要
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画像による交通計測装置には従来の計測装置と比べ、多様な交通情報を取得できるという利点がある。文献ではカメラが道路上方に設置されているという前提で考えたが、一般には道路の脇にカメラが設置されてことが多い。その場合には複数の車両が画像上で重なって見えるので、車両の台数を数えるためにはそれらを分離することが必要である。そこで本稿では、動画像から抽出した移動物体(車群)領域の形状を矩形で近似的に表現し、その矩形を分割,統合処理して車両に対応した矩形を生成し、それらを時間的に追跡することによって交通計測を行うアルゴリズムを報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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池田 徹
日本電気(株)情報メディア研究所
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溝口 正典
日本電気(株)情報メディア研究所
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溝口 正典
NEC情報メディア研究所
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大中 慎一
日本電気(株)情報メディア研究所
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池田 徹
NEC 情報メディア研究所
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大中 慎一
NEC 情報メディア研究所
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疋田 啓子
NEC 情報メディア研究所
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新井 俊彦
NEC情報システムズ
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新井 俊彦
日本電気情報システムズ
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