共通差分主成分を併用する手書き漢字認識
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概要
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認識系の結合により制度の向上を図る場合, 既存の認識系と組み合わせた時に認識精度を最大にするような相補的な認識系の設計が重要である.本報告では, 相補認識系で用いる特徴として, 既存認識系での誤読パタンと誤読先カテゴリとを分離するうえで全カテゴリ共通に有効な共通差分主成分を提案する.また, 認識関数はフィッシャーの線形判別分析において2次の項も設計する.LDA法を用いて設計された既存の手書き漢字認識系と組み合わせた場合, テストデータに対する漢字の認識率は98.07%から98.38%へ向上した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-20
著者
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