任意視点画像表示を目的とした多眼画像からの奥行き推定

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概要

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自然な立体テレビシステムの開発を目指して、観察者の位置の移動に応じた任意視点画像を再現できる多視点立体画像システムの検討を行っている。本稿では、このシステムの実現を目指して検討している多眼カメラを用いた奥行き推定手法について述べる。エピポーラ拘束条件と新たに定義した多眼カメラでの対応度を用いた対応点探索手法を提案し、奥行き推定精度の向上を図った。さらに、再構成する任意視点画像の画質を向上するために、複数のカメラ毎に求めた距離情報を統合して、誤った距離情報を除去する手法を導入した。これらの実験を行うために4眼カメラ撮像装置と任意視点画像表示装置を試作した。任意視点画像表示装置では、位置センサーにより観察者の位置を計測し、視点移動に追従して、視点位置に対応した画像を表示できるようにした。
2001-07-12

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