指さしポインターの開発とその性能評価実験(画像技術・視覚・その他一般)
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概要
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番組内のオブジェクトを指させばそのオブジェクトの詳細データが表示される「オブジェクト連動データ放送システム」の研究開発を行っている.そのユーザインターフェースとして「指さしポインタ」の開発を行った.キャリブレーションを必要としないシステムとするため,指先と眉間の位置を検出し,両点からカーソルの位置を算出している.開発当初は検出の不安定性が課題であった.今回,カーソル移動に時間フィルターを入れるなどの指さしポインターの改良を行った.その性能を評価するために実験を行った.その結果,フィルターの有効性を示すことができた.また,フィルターのタップ数などのパラメータの指針を得ることができた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-09-28
著者
-
浦谷 則好
NHK放送技術研究所
-
小峯 一晃
NHK放送技術研究所
-
浦谷 則好
Nhk放送技術研究所:(現)東京工芸大学
-
浦谷 則好
(財)nhkエンジニアリングサービス
-
金次 保明
NHKエンジニアリングサービス
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