PDP用青色蛍光体CaMgSi_2O_6:Eu^<2+>におけるGd共添加による発光特性の改善(発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会)

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概要

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プラズマディスプレイパネル(PDP)用青色蛍光体BaMgAl_<10>O_<17>:Eu^<2+>(BAM:Eu^<2+>)に代わる蛍光体として期待されているCaMgSi_<10>O_<17>:Eu^<2+>(CMS:Eu^<2+>)では、Xe_2分子線に対する励起効率が低いという問題がある。そこで、Gd^<3+>を添加してXe_2分子線の吸収中心を作り、発光特性の改善を試みた。Gd^<3+>の添加によりXe_2分子線である172 nm 付近に励起帯が観測された。また、CMS:Eu^<2+>,Gd^<3+>の出発材料として(Ca, Eu)O,(Ca, Gd)Oを用いることで、0.02 mol%以下の低いGd濃度では、母体励起帯の強度低下を抑えることが出来た。Gd添加によりCMSのXe_2分子線励起に対する発光特性の改善が期待できると考えられる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-01-17

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