有機単結晶AANPを用いた波長変換
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
光通信の主要波長である1.3μm帯と1.55μm帯間の全光波長変換技術は、ネットワークの柔軟性を高める上で必要である。これまでに半導体光アンプや非線形光ループミラーによる方法が提案されているが、信号の速度が制限される、装置が大型化するなどの問題がある。これらの点を改善するために有効と思われる有機単結晶(2-アダマンチルアミノ-5-ニトロピロジン:AANP)を用いた二次の光非線形効果による波長変換を試みた。本稿では、1.3μm帯と1.55μm帯間の波長変換の指針を得るため、1.3μm帯との和周波光発生により1.55μm帯の信号を0.7μm帯に乗せ換えることを実験的に確認したので報告する。
- 1996-03-11
著者
関連論文
- 有機非線形結晶AANPの波長変換特性
- DASTによるEOS
- SCM伝送における4光波混合の影響
- AM/FM-SCM信号と16QAM-SCM信号の双方向WDM伝送実験
- 光幹線系及び光アクセス系におけるSCM伝送技術
- 光サンプリング光信号波形測定法の高感度化の検討
- 有機非線形光学結晶AANPの吸収低減と通信波長帯における波長変換効率の向上
- 有機非線形光学結晶AANPの吸収低減と通信波長帯における波長変換効率の向上
- 有機非線形結晶AANPを用いたDFG波長変換
- 有機非線形光学結晶AANPを用いた光サンプリング光波形測定法の高SNR化
- 有機単結晶AANPを用いた波長変換
- 高速光バースト伝送におけるレーザ変調特性
- 光加入者系高速バースト伝送方式に関する-考察
- 波長可変LDとWDM回路を用いたバースト制御形アクセス系光伝送方式の検討
- 有機非線形光学結晶の素子化における端面封止の効果
- 固定時間長パケットを用いたマルチレート伝送方式の検討
- 波長可変LDの直接変調に於けるチャーピングの抑制
- Qスイッチ動作マイクロチップレーザーによる小型光パラメトリック発振器の開発
- B-10-154 PDSマルチレート伝送方式に於けるONUタイミングモジュール