VLSIシステム設計教育センター構想と産・官・学の協調

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わが国では、1980年代初めに当時東京大学の菅野卓雄教授を中心にVLSI教育の体制を整える目的で国・私立大学と企業代表を含めた総合研究が持たれ、各国のカリキュラムの検討、設備費用の算定等を行って最終的にセンター構想を提案した。その後この総合研究のメンバーから私立大学を中心として日本版MOSISの研究グループ活動が起こり、今日のマイクロエレクロニクス機構・マルチプロジェクトチップ委員会へと受け継がれている。一方国公立大学では約3年ほど前から、東京大学の生駒俊明教授の呼びかけで国公立大学の連絡会が発足し、再び活動が始まった。また通産省でも、生駒教授を委員長として半導体基本技術水準高度化機構検討委員会が平成5年6月に「LIS設計技術高度化推進機構」に関する提案書をまとめた。これら国公私立大学のグループは現在5つの形態をとって緊密に連携しつつ活動している。 (私立大学) マイクロエレクトロニクス機構・マルチプロジェクトチップ委員会代表:芝浦工業大学上田和宏教授 (国公立大学) LSI設計教育・研究連絡協議会代表:広島大学広瀬全孝教授 (科研費)国公私立大学、企業総合研究(A)大学におけるVLSIシステム設計教育高度化のための総合研究研究代表者:東京工業大学南谷崇教授 (電子情報通信学会)国公私立大学、企業 VLSI設計教育高度化研究専門委員会委員長:広島大学広瀬全孝教授 (通産省)国公私立大学、企業次世代技術教育・研究環境高度化検討委員会委員長:東京大学鳳紘一郎
1995-03-27

VLSIシステム設計教育センター構想と産・官・学の協調

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