分散型知的CAI環境(CALAT)の提案
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概要
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昨今、World-Wide Webの発展はめざましく、インターネットにおける情報システムの標準となった感がある。WWWを教育目的に用いる試みも広く行われるようになった。これらのWWWを使ったCAIシステムは、インターネット上に蓄積された膨大な量の資源を教材中のハイパーリンクから参考資料として利用できるという利点を持ち、大容量のマルチメディア教材の配送の問題を解決する方法として期待されている。しかしながら、静的にリンクされたハイパーテキストをたどるだけの学習では、学習者の主体的学習は保証される一方個別の理解状況には対応できず、十分な効果が期待できない。このような背景のもので我々は、従来研究を進めてきたスタンドアローンのマルチメディア知的CAIシステムであるCAIRNEYをベースに、WWW上のリソースを教材として利用することのできる知的CAI環境、CALAT(Computer Aided Learning and Authoring environment for Tele-education)の研究を行っている。本発表では、CALATの機能と教材構造について説明する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
丸山 美奈
Ntt 情報通信研究所
-
福原 美三
NTT
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福原 美三
NTT情報通信研究所
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仲林 清
NTT情報通信研究所
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仲林 清
NTT 情報通信研究所
-
小池 義昌
NTT情報通信研究所
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丸山 美奈
NTT情報通信研究所
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東平 洋史
NTT情報通信研究所
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