基礎数学演習支援システムの開発 (3)

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概要

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近年、高専、大学等の高等教育機関においては、学内コンピュータネットワークが整備されている。しかし、ネットワークを活用する実用的な教育システムの開発例はまだまだ少ない。筆者達は、WWWサーバを通じて利用できる数演習システムを構築するため、数式処理ソフトMathematica^<TM>を使用し、高等学校レベルの基礎数学、特に因数分解について、途中計算も含めた数式を評価するプログラムを開発した。このプログラムを用いて学生の手入力の解答を評価させたところ、(1) 最終評価基準が厳しく助言メッセージが不親切 (2) 複素係数を含む解答を適切に評価できない等の問題指摘があった。そこで今回は、最終評価の基準を見直し、豊富な助言メッセージおよび複素係数のへの対応を考慮した評価プログラムの改良を行ったので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-06

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