チューナブルファイバグレーティングフィルタの構成法 (その3 :ファイバスイッチ型)
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概要
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Fiber Bragg Grating (FBG)は, そのピッチや実効屈折率により決まる波長λBの光信号を選択出来るインライン型波長フィルタとして, WDM技術を用いる各種光通信システムにおいて重要な光デバイスである。また温度変化や歪を加える事で波長を容易に制御でき, 波長制御デバイスや光ファイバセンサーとしても有用である。筆者らも今回, 加熱型, 応力付与型チューナブルFBG (TFBG)フィルタの構成法を提案している。ここでは, これらのフィルタと光ファイバスイッチとの組み合わせによる粗調整, 微調整可能なTFBGフィルタの構成法を提案しその波長切り替え特性を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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立川 吉明
NTT光エレクトロニクス研究所
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氣賀澤 芳弘
日本電信電話株式会社nttサービスインテグレーション基盤研究所
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長岡 新二
NTT光エレクトロニクス研究所
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鈴木 与志雄
NTT光エレクトロニクス研究所
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氣賀澤 芳弘
東京工科大学
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