CD-ROM情報流通システムにおける情報オーサリングに関する一考察

概要

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近年.計算機の高性能化,低価格化に伴い,多種多様なデジタル情報(ソフトウェア)が流通するようになっている.デジタル情報の特徴の1つに複写が容易であるという点がある.この特徴は利点であると同時に,不正コピーの氾濫という問題を引きおこしている.利点を生かしつつ,不正コピーの問題を防ぐ手段として,情報を計算機に取りこんだ時点では課金をせず,利用者が情報を参照する時に課金を行う方法が考えられる.これらの実現手段として,超流通や,CD-ROMに暗号化されたソフトウェア蓄積し,利用者はセンターに電話をし,鍵の取得と同時に課金を行うサービスがある.一般に,情報を提供する場合には,情報を収集するだけではなく,情報の分野を行い,検索機能,ナビゲーション機能を作成するなどの作業が事前に必要となる.以下では,このような作業,すなわち,「収集した情報をまとめ,利用者に提供するあるまとまりにする作業」を,オーサリングと呼ぶこととする.上記で述べた,情報を利用者が参照した時に課金をするシステムにおいても,同様にオーサリング作業が必要である.本発表では,次に示すシステムを仮定し,そのオーレリングの方式の提案を行う.仮定するシステム:情報を暗号化し配布する.利用者は,鍵センターにオンラインで接続し,課金と同時に鍵を取得し復号化する方式
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

CD-ROM情報流通システムにおける情報オーサリングに関する一考察

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