低損失媒質装荷時の表面静磁波の伝搬特性と液体濃度計への応用
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概要
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フェライトを同じ誘電体ではさんだ対象三層構造の磁性薄膜中を伝搬する表面静磁波はその進行方向によらず同一の伝搬定数をもち、縮退している。しかし、一方の誘電体を誘電率の異なるものに置き換えた場合、この縮退はとかれる。特に金属を装荷した場合、進行方向による伝搬定数の違いは顕著である。ここでは低損失媒質を装荷した三層帯造のフェライト中を伝搬する表面静磁波の伝搬特性に注目した。低損失媒質には液体濃度計への応用を想定して、食塩水装荷磁性薄膜を取り扱い、2GHz帯での実験を行い、静磁近似を用いずに、電磁界解析による厳密解と比較、検討を行っている。
- 1995-03-27
著者
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