次世代ネットワークにおけるSS7を利用した呼制御信号方式の検討
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概要
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データトラヒックの爆発的な増大、今後のマルチメディアサービスの多様化へ対応するため、経済的かつ発展性のあるネットワーク構築を目指し、音声・データ統合型ネットワークに関して呼制御信号方式の検討を行っている。本稿では、既存のNo7共通線信号網の活用が可能なBICC(Bearer Independent Call Control: ITU-T SG11にて検討中)を基盤とし、適応領域の明確化および次期バージョンのBICC CS2(Capability Set2)に対する要求条件である「IPベアラバックボーンネットワーク適用時の呼設定手順」と「H.248との整合性」について実現方式を明確化した。IPベアラバックボーンネットワーク適用時の呼設定手順はBICC CS1(Capability Set1)の手順を踏襲する場合「空ベアラコネクションの再利用(逆方向)」手順の流用が有効である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-03
著者
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大羽 巧
日本電信電話株式会社 Ntt ネットワークサービスシステム研究所
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大羽 巧
NTTネットワークサービスシステム研究所
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片野 俊樹
NTTネットワークサービスシステム研究所
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早瀬 清史
日本電信電話株式会社ネットワークサービスシステム研究所
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早瀬 清史
NTTネットワークサービスシステム研究所
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