TINAモデルを参考としたコンピュータと電話サービスの連携

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概要

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汎用的な分散処理技術を利用した通信サービス、特に、マルチメデイア関連サービスの実現と提供のための研究が、TINA-Cなどを中心に行われている。しかし、他の種類の通信サービス、例えば、電話サービスなどの単純な通信サービスへの適用に関する研究はなされていない。本報告では、TINAサービスアーキテクチャの基本概念であるセション概念、情報モデル、計算モデルおよびサービスのアクセスと利用の分離などに基づく分散処理技術を、単純な通信サービス(電話サービス)に適用した結果を報告する。本結果により、分散処理技術をべースとしたサービスアーキテクチャの利用は、コンピュータと電話サービスの連携による通信サービスの構築と拡張が容易となり、効率的な通信サービスの開発手法であることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-05-21

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