通信環境として捉えたネットワーク情報の新たな利用形態とサービス適用例
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概要
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次世代の通信サービスでは、従来のようにコミュニケーションの意志を持ったユーザ間の通信(接続)を支援するだけではなく、人や情報ソース相互の関係や、それに基づく行動を支援することが重要となってくる。ネットワークが関係や行動を支援するためには、ネットワークの全体的な状態(状況)やユーザを取り囲む通信的な雰囲気を感じられるような仕組みが必要となる。本稿では、まず、Collaborationのための通信サービスという視点に立ち、ユーザ相互の通信的な関係によって形成されるネットワークの状況、およびそれを情報として可視化したものを、それぞれ「通信環境」、「通信環境情報」として概念化する。次に、従来からネットワークが収集・管理していた各種ネットワーク情報を利用して通信環境情報を生成することを提案し、ネットワーク情報収集・管理部、通信環境情報生成・管理部を主構成要素とする通信環境管理アーキテクチャを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-08-24
著者
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