ATM交換システムにおけるP-MP呼の初期設定方式に関する一考察

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概要

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ATM交換により、マルチメディアサービス、例えば映像供給サービスを提供する場合、その通信形態として、ポイント.マルチポイント(P-MP)接続が考えられる。1つのP-MP呼の中には、複数のCプレーンとUプレーンが存在するが、中継回線の帯域を有効利用するために、方路が同一の場合複数のCプレーンが1つのUプレーンを共用する。また、P-MP呼の入側(root側)のUプレーンは、ノードで分岐するすべてのleafで共有する。このような特徴により、P-MP呼は、パーティ追加/削除時にソフトウェア処理において矛盾が発生した場合、その初期設定範囲としては、処理中のleafから呼全体までの範囲が考えられる。本検討では、片方向P-MP呼を対象とし、P-MP呼に対して部分的な初期般定を行う、初期般定方式に関する考察を行う。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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